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天国と地獄 黒澤明監督特集

 

10月14日(月)
9:00 - (11:23終映)

 

10月15日(火)
9:00 - (11:23終映)

 

10月16日(水)
9:00 - (11:23終映)

 

*黒澤明監督特集は1本500円均一

 

 

監督:黒澤明
出演:三船敏郎/仲代達矢/香川京子/三橋達也/ほか
[1963年製作/日本/2時間23分]
優秀映画鑑賞推進事業  主催:文化庁/国立映画アーカイブ

 

この作品は、アメリカの推理作家エド・マクベインの「キングの身代金」を映画化したものであるが、連れ去る子供を取り違えたとしても、その犯人の脅迫は成立するとのヒントを借りただけで、ほとんどのトリックは黒澤をはじめとする脚本家たちのアイディアである。この映画のクライマックスは二つある。一つは特急こだまのトイレの窓から身代金の3000万円を投げ出す場面。これは実際運行される車両を借り切って、数台のカメラで同時間に撮影された。もう一つは、極刑を課すために犯人を泳がせ、新たな殺人現場におびき出す場面である。『用心棒』(1961)や『椿三十郎』(1962)で、これまでの時代劇にはなかった迫力を演出した黒澤であったが、この作品でも、サスペンス映画に斬新な演出を試みている。<天国>に住む富豪と対照的に<地獄>に住む青年医師を演じた山崎努は、文学座の新人俳優であったが、この作品で一躍注目を浴びた。「キネマ旬報」ベストテン第2位。


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