【ご鑑賞に関して】
入場券の販売は当日当館の受け付けのみ、全席自由席(固定57席)、各回入れ替え制となっております。開館時間は午前9時から。
ムビチケはご利用不可となります。
*舞台挨拶等のイベント時は変更となる場合が御座いますのでお手数ですがお問い合わせ下さい。
*毎週火曜休館
こちらは『深谷シネマ』公式サイトです。埼玉県深谷市・旧中山道沿い。
300年もの歴史を持つ「七ツ梅酒造」跡へ2010年4月移転しました。
全国でも唯一の酒蔵を改装した、街の映画館です。
【お知らせ】
■深谷シネマでは新型コロナウイルスをはじめとする感染症予防のため、以下のとおり対策をしております。
・アルコール消毒液を設置しています。どうぞご利用ください。
・お客様が直接触れる箇所を中心に営業開始前と営業中も適宜、消毒作業を実施しております。
・劇場内等の換気を常に実施しております。
■ご来場の皆様へのお願い
・発熱、咳、全身痛などの症状がある場合は、ご来場前に必ず医療機関にご連絡の上、指定された医療機関を受診されますようお願いいたします。
・うがい手洗いの励行、マスクの着用をお願いいたします。
各種ウイルス感染予防及び拡散防止のため、みなさまのご理解、ご協力をいただきますようお願い申し上げます。
【深谷シネマ賛助会員募集】↑クリック(PDF)
ご協力よろしくお願い致します!
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3月17日(日)〜23日(土)
『人生は、美しい』
9:30
3月24日(日)〜30日(土)
『翔んで埼玉』
9:30
3月31日(日)〜4月6日(土)
『戦場のピアニスト』
9:30
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3月31日(日)〜4月6日(土)
19:50 -(21:40終映)
*4月2日(火)休館
監督:リーズ・アコカ/ロマーヌ・ゲレ
出演:マロリー・ワネック/ティメオ・マオーほか
[22年製作/フランス/1時間40分/予告10分あり/字幕]
https://www.magichour.co.jp/theworstones/
フランス北部の荒れた地区を舞台にした映画が企画され、地元の少年少女を集めた公開オーディションが行われた。キャストとして選ばれたのは、異性との噂が絶えないリリや怒りをコントロールできないライアン、心を閉ざしたマイリス、出所したばかりのジェシーの4人で、シナリオは彼ら自身をモデルにした物語だった。波乱に満ちた撮影が始まり、4人は映画の登場人物を演じることで自分自身と向き合っていく…。
北フランスを舞台に演技未経験の問題児たちを配役した映画撮影の行方を描き、2022年・第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門でグランプリを受賞した人間ドラマ。
3月31日(日)〜4月6日(土)
17:40 -(19:30終映)
*4月2日(火)休館
4月7日(日)〜13日(土)
14:40 -(16:30終映)
*4月9日(火)休館
監督:山崎裕侍
[23年製作/日本/1時間40分/予告10分あり]
https://yajimin.jp/
2019年7月15日、安倍元首相の遊説中に政権批判の声を上げた市民を警察官が取り囲んで移動させた「ヤジ排除問題」を4年間にわたって追及したドキュメンタリー。
表現の自由と民主主義がおびやかされたとして、当時メディアで大きく報道されたヤジ排除問題。北海道放送が2020年に放送したドキュメンタリー番組「ヤジと民主主義」はギャラクシー賞や日本ジャーナリスト会議賞など数々の賞を受賞し、書籍化もされた。その後、排除された市民2人が原告として警察側を訴え、1審は勝訴したものの高裁では判断が分かれ、双方が上告し裁判は続いている。この問題を4年間にわたって追い続ける取材班が、当事者および専門家たちに追加取材を行い、テレビや書籍では伝えきれなかった問題の深刻さを浮き彫りにする。
3月24日(日)〜30日(土)
16:30 -(19:10終映)
*3月26日(火)休館
3月31日(日)〜4月6日(土)
9:30 -(12:10終映)
*4月2日(火)休館
監督:ロマン・ポランスキー
出演:エイドリアン・ブロディ/トーマス・クレッチマンほか
[2002年製作/フランス・ドイツ・ポーランド・イギリス/2時間30分/予告10分あり/字幕/2K上映]
https://senjo-pianist.jp/
第55回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールの栄冠に輝き、第75回アカデミー賞でも作品賞ほか7部門にノミネートされ、ロマン・ポランスキーの監督賞、エイドリアン・ブロディの主演男優賞など計3部門で受賞を果たした戦争ドラマ。ナチスドイツ侵攻下のポーランドで生きた実在のユダヤ人ピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの自伝を映画化した。
監督のポランスキー自身もパリでポーランド人の両親のもとに生まれ、収容所で母親を亡くし、各地を放浪して生き延びたという体験を持つ。日本では2003年に劇場公開され、2023年には4K デジタルリマスター版でリバイバル公開。
3月24日(日)〜30日(土)
14:00 -(16:10終映)
*3月26日(火)休館
監督:熊澤尚人
出演:上野樹里/林遣都/ファン・ペイチャほか
[23年製作/日本/2時間00分/予告10分あり]
https://happinet-phantom.com/rinjinX/
第14回小説現代長編新人賞を受賞したパリュスあや子の小説「隣人X」を、上野樹里と林遣都の共演で映画化した異色のミステリーロマンス。故郷の惑星の紛争によって宇宙から難民として地球にやってきた「X」と呼ばれる生命体が世界中に溢れ、各国がその対処に苦慮する中、日本はアメリカに追随するように彼らの受け入れを決める。Xは人間にそっくりな姿で日常に紛れ込み、人々はXを見つけ出そうと躍起になって社会に不安や動揺が広がっていく。そんな中…。
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3月24日(日)〜30日(土)
11:40 -(13:47終映)
*3月26日(火)休館
3月31日(日)〜4月6日(土)
15:10 -(17:17終映)
*4月2日(火)休館
監督:武内英樹
出演:二階堂ふみ/GACKT/杏ほか
[23年製作/日本/1時間57分/予告10分あり]
東京都民から迫害を受けていた埼玉県人は、麻実麗率いる埼玉解放戦線の活躍によって自由と平和を手に入れた。麗は「日本埼玉化計画」を推し進め、埼玉県人の心をひとつにするため、越谷に海を作ることを計画。そのために必要な白浜の美しい砂を求めて和歌山へと向かう…。
埼玉県の自虐ネタを詰め込んだ魔夜峰央のギャグ漫画を実写映画化して話題を呼び、興行収入37.6億円の大ヒットを記録した「翔んで埼玉」のシリーズ2作目。
3月24日(日)〜30日(土)
9:30 -(11:26終映)
*3月26日(火)休館
3月31日(日)〜4月6日(土)
12:50 -(14:46終映)
*4月2日(火)休館
監督:武内英樹
出演:二階堂ふみ/GACKTほか
[19年製作/日本/1時間46分/予告10分あり]
漫画家の魔夜峰央が1982年、当時自らも居を構えていた埼玉県を自虐的に描いたギャグ漫画として発表し、30年以上を経た2015年に復刊されるとSNSなどで反響を呼んだ「翔んで埼玉」を、二階堂ふみとGACKTの主演で実写映画化。かつて東京都民からひどい迫害を受けた埼玉県民は、身を潜めてひっそりと暮らしていた。東京都知事の息子で、東京のトップ高校である白鵬堂学院の生徒会長を務める壇ノ浦百美は、ある日、アメリカ帰りで容姿端麗な謎の転校生・麻実麗と出会う。シリーズ1作目。
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3月17日(日)〜23日(土)
9:30 -(11:43終映)
*3月19日(火)休館
監督:チェ・グクヒ
出演:リュ・スンリョン/ヨム・ジョンアほか
[22年製作/韓国/2時間03分/予告10分あり/字幕]
https://lifeisbeautiful-movie.com/
典型的な亭主関白の夫・ジンボンと、思春期真っただ中の息子と娘。そんな家族に時にうんざりしながらも、健気に尽くしてきた平凡な専業主婦のセヨン。だがある日、自分の命が残りわずかと知らされる。突然の余命宣告に激しく動揺したのも束の間、何かが吹っ切れたセヨンは、自身のおそらく最後となる誕生日プレゼントに、初恋相手との再会を熱望する…。
「エクストリーム・ジョブ」のリュ・スンリョンと「完璧な他人」のヨム・ジョンアが初共演、ポップな音楽に乗せて描いたロードムービー。
3月17日(日)〜23日(土)
12:00 -(14:24終映)
*3月19日(火)休館
3月24日(日)〜30日(土)
19:30 -(21:54終映)
*3月26日(火)休館
監督:岸善幸
出演:稲垣吾郎/新垣結衣/磯村勇斗ほか
[23年製作/日本/2時間14分/予告10分あり]
https://www.bitters.co.jp/seiyoku/
第34回柴田錬三郎賞を受賞した朝井リョウの同名ベストセラー小説を、稲垣吾郎と新垣結衣の共演で映画化。
同じ地平で描き出される、家庭環境、性的指向、容姿、様々に異なる背景を持つこの5人。少しずつ、彼らの関係は交差していく。まったく共感できないかもしれない。驚愕を持って受け止めるかもしれない。もしくは、自身の姿を重ね合わせるかもしれない。それでも、誰ともつながれない、だからこそ誰かとつながりたい…。いま、この時代にこそ必要とされる、心を激しく揺り動かす、痛烈な衝撃作が生まれた。
3月10日(日)〜16日(土)
19:50 -(22:01終映)
*3月12日(火)休館
3月17日(日)〜23日(土)
14:40 -(16:51終映)
*3月19日(火)休館
監督:平田潤子
出演:横尾忠則/会田誠ほか
[23年製作/日本/2時間01分/予告10分あり/R18+]
https://www.culture-pub.jp/harunoe/
江戸時代に隆盛を極め、明治時代に禁じられた「春画」の美の世界に迫るドキュメンタリー。
葛飾北斎、喜多川歌麿ら名だたる浮世絵師たちが情熱を注いだことで知られる春画。絵師・彫師・摺師の才能と高度な技術によって数多くの名作が生み出されたが、明治時代になると「猥褻画」として警察の取り締まり対象となり、日本文化から姿を消した。そして近年になってようやく、出版物や展覧会を通してアートとしての再評価の機運が高まっている。
3月17日(日)〜23日(土)
17:10 -(19:03終映)
*3月19日(火)休館
監督:ビルピ・スータリ
出演:アルバ・アアルト/アイノ・アアルトほか
[20年製作/フィランド/1時間43分/予告10分あり/字幕]
https://aaltofilm.com/
フィンランド出身の世界的建築家・デザイナーのアルバ・アアルトの人生と作品にスポットを当てたドキュメンタリー。
不朽の名作として愛され続ける「スツール60」、アイコン的アイテムである花器「アアルトベース」、自然との調和が見事な「ルイ・カレ邸」など、優れたデザインの家具・食器や数々の名建築を手がけたアルバ・アアルト。同じく建築家であった妻アイノとともに物を創造していく過程とその人生の軌跡を、観客が映像ツアーに参加しているかのような独創的なスタイルで描き出す。
3月10日(日)〜16日(土)
9:30 -(11:58終映)
*3月12日(火)休館
3月17日(日)〜23日(土)
19:20 -(21:48終映)
*3月19日(火)休館
監督:ロドリゴ・ソロゴイェン
出演:ドゥニ・メノーシェ/マリナ・フォイスほか
[22年製作/スペイン・フランス/2時間18分/字幕/予告10分あり]
https://unpfilm.com/risokyo/
フランス人の夫婦アントワーヌとオルガは、スローライフを求めてスペインの山岳地帯にある小さな村に移住する。しかし村人たちは慢性的な貧困問題を抱え、穏やかとは言えない生活を送っていた。隣人の兄弟は新参者の夫婦を嫌い、彼らへの嫌がらせをエスカレートさせていく…。
田舎に移住した夫婦が閉鎖的な村で住民との対立を激化させていく姿を、スペインで実際に起きた事件を基に映画化した心理スリラー。2022年・第37回ゴヤ賞で主要9部門を受賞するなど、世界各国で数々の映画賞を受賞。第35回東京国際映画祭では「ザ・ビースト」のタイトルで上映され、東京グランプリ(最優秀作品賞)、最優秀監督賞、最優秀主演男優賞を受賞。
3月3日(日)〜9日(土)
9:30 -(11:40終映)
*3月5日(火)休館
3月10日(日)〜16日(土)
12:20 -(14:30終映)
*3月12日(火)休館
監督:児玉宜久
出演:北乃きい/森崎ウィン/駿河太郎/ほか
[23年製作/日本/2時間0分/予告10分あり]
https://movies.kadokawa.co.jp/oshorin/
明治37年、福井県足羽郡麻生津村の庄屋の長男である増永五左衛門の妻・むめは、育児と家事に追われる日々を過ごしていた。そんなある日、大阪で働いていた五左衛門の弟・幸八が帰郷し、村をあげてメガネ作りに取り組まないかと提案する。その頃メガネはまだほとんど知られていなかったが…。
明治時代の福井県を舞台に、同地のメガネ産業の礎を築いた人々の情熱と愛を描いたドラマ。作家・藤岡陽子が史実を基につづった同名小説を、北乃きい主演、小泉孝太郎、森崎ウィンらの共演で映画化した。
3月10日(日)〜16日(土)
14:50 -(16:51終映)
*3月12日(火)休館
監督:テリー・ツワイゴフ
出演:ソーラ・バーチ/スカーレット・ヨハンソンほか
[2001年製作/アメリカ/1時間51分/予告10分あり/字幕]
https://senlisfilms.jp/ghostworld/
2001年、当時は新しい“低体温系”青春映画として大ヒットを記録した『ゴーストワールド』はアメリカで「ティーンエイジャーのバイブル」として高い人気を誇ったダニエル・クロウズの同名グラフィック・ノベルだ。
オフビートで個性的なキャラクターたち、名言が散りばめられた脚本、そのほか50種以上のコーディネートを披露する二人のファッションや、ヴィンテージの名曲を集めた多彩なサウンドトラックなど、今もなお色褪せない魅力に満ちた、21世紀で最も熱狂的に愛される伝説的傑作の一本。
主演は『アメリカン・ビューティー』(99)での演技が絶賛されたソーラ・バーチと、『ロスト・イン・トランスレーション』(03)で脚光を浴びたスカーレット・ヨハンソン。22年の時を経てリバイバル上映!
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3月10日(日)〜16日(土)
17:10 -(19:28終映)
*3月12日(火)休館
監督:鈴木清順
出演:沢田研二/坂東玉三郎/毬谷友子ほか
[1991年製作/日本/2時間08分/予告10分あり/2K上映]
https://littlemore.co.jp/seijun4k/
「ツィゴイネルワイゼン」(1980)、「陽炎座」(81)に続く鈴木清順監督の「浪漫3部作」の完結編で、大正から昭和にかけて活躍した画家・竹久夢二の半生を幻想的に描き出す。
恋人の彦乃と駆け落ちするため夢二は金沢の湖畔へやってくるが、そこに彦乃は現れず、さらには静かで小さな村に突然の銃声が鳴り響く。妻を寝取られた男・鬼松が、妻と妻を寝取った男を殺して山に逃げ込んだようなのだが…。
夢二役は「カポネ大いに泣く」(85)に続き清順監督作の主演となった沢田研二。2012年、「ツィゴイネルワイゼン」「陽炎座」とあわせてニュープリントでリバイバル上映。
2月25日(日)〜3月2日(土)
9:30 -(11:23終映)
*2月27日(火)休館
3月3日(日)〜9日(土)
12:20 -(14:13終映)
*3月5日(火)休館
監督:フランソワ・オゾン
出演:ナディア・テレスキウィッツ/レベッカ・マルデールほか
[23年製作/フランス/1時間43分/予告10分あり/字幕]
https://gaga.ne.jp/my-crime/
パリの大豪邸で有名映画プロデューサーが殺害され、新人女優マドレーヌが容疑者として連行された。マドレーヌはプロデューサーに襲われて自分の身を守るために撃ったと供述し、親友である弁護士ポーリーヌとともに法廷に立つ。正当防衛を訴える鮮やかな弁論と感動的なスピーチは裁判官や大衆の心をつかみ、マドレーヌは無罪を勝ち取ったのみならず、悲劇のヒロインとしてスターの座を手に入れるが…。
「8人の女たち」のフランソワ・オゾン監督が、映画プロデューサー殺人事件の“犯人の座”をめぐって3人の女たちが繰り広げる騒動をユーモアたっぷりに描いたクライムミステリー。
3月3日(日)〜9日(土)
16:50 -(19:19終映)
*3月5日(火)休館
監督:鈴木清順
出演:松田優作/大楠道代/楠田枝里子/ほか
[1981年製作/日本/2時間19分/予告10分あり/2K上映]
https://littlemore.co.jp/seijun4k/
「ツィゴイネルワイゼン」(1980)の成功を受けて移動式映画館シネマ・プラセットの第2弾作品として製作された「浪漫3部作」の2作目。泉鏡花の同名小説を原作に、偶然知り合った美しい女に翻弄される劇作家の姿を華麗な色彩美の映像で描く。
年号が大正から昭和に変わった東京。劇作家・松崎春狐は、奇妙な偶然が重なり謎の美女・品子と3度も出会う。やがて品子から「4度目の逢瀬は恋になります。死なねばなりません」と心中を誘う文を受け取った松崎は、品子がいる金沢へ向かうが…。
“浪漫3部作”の「ツィゴイネルワイゼン」「夢二」(91)とあわせてニュープリントでリバイバル上映。
3月3日(日)〜9日(土)
14:40 -(16:25終映)
*3月5日(火)休館
★3月8日(金)上映後・塚本晋也監督、塚尾桜雅さん(出演・戦争孤児役)による舞台挨拶を行いました!
監督:塚本晋也
出演:趣里/塚尾桜雅/河野宏紀/ほか
[23年製作/日本/1時間35分/予告10分あり]
https://hokage-movie.com/
焼け残った小さな居酒屋に1人で住む女は、体を売ることを斡旋され、絶望から抗うこともできずに日々をやり過ごしていた。そんなある日、空襲で家族を失った子どもが、女の暮らす居酒屋へ食べ物を盗みに入り込む。それ以来、子どもはそこに入り浸るようになり、女は子どもとの交流を通してほのかな光を見いだしていく。
「野火」「斬、」の塚本晋也監督が、終戦直後の闇市を舞台に絶望と闇を抱えながら生きる人々の姿を描いたドラマ。深谷市ロケ作品、再上映決定!
沢山のお客様のご来館本当に有り難うございました。
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3月3日(日)〜9日(土)
19:40 -(21:36終映)
*3月5日(火)休館
監督:アナ・リリー・アミールポアー
出演:ケイト・ハドソン/チョン・ジョンソほか
[22年製作/アメリカ/1時間46分/予告10分あり]
https://www.monalisa-movie.jp/
謎めいた少女モナ・リザは、あの有名な絵画と同じ名前だが、絵に描かれた女性のようにほほ笑むことは決してない。彼女は12年もの間、精神病院に隔離されていたが、ある赤い満月の夜、突如として他人を操る特殊能力に目覚める。自由を求めて施設から逃げ出したモナ・リザは、サイケデリックな音楽が鳴り響き、刺激と快楽に満ちたニューオーリンズの街にたどり着く…。
「バーニング 劇場版」でデビューし、Netflixオリジナル映画「ザ・コール」「バレリーナ」などでも活躍する韓国人俳優チョン・ジョンソがモナ・リザを演じ、デビュー作「ザ・ヴァンパイア 残酷な牙を持つ少女」など独特の世界観の作品で注目されるアナ・リリー・アミールポアー監督がメガホンを取る。
1月14日(日)〜20日(土)
『国葬の日』
『ガザ 素顔の日常』
『ロスト・キング 500年越しの運命』
『台風クラブ』
『エドワード・ヤンの恋愛時代』
1月21日(日)〜27日(土)
『ミステリと言う勿れ』
『アンダーカレント』
『春画先生』
『燃えあがる女性記者たち』
『シック・オブ・マイセルフ』
1月28日(日)〜2月3日(土)
『燃えあがる女性記者たち』
『ミステリと言う勿れ』
『私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?』
『アントニオ猪木をさがして』
『アンダーカレント』
2月4日(日)〜10日(土)
『私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?』
『月』
『こいびとのみつけかた』
『ヨーロッパ新世紀』
『アンダーグラウンド』
2月11日(日)〜17日(土)
『月』
『キリエのうた』
『ザ・ドライバー』
『リバイバル69 伝説のロックフェス』
『ドリー・ベルを覚えているかい?』
2月18日(日)〜24日(土)
『愛にイナズマ』
『おまえの罪を自白しろ』
『キャロル・キング ホーム・アゲイン ライブ・イン・セントラルパーク』
『悪い子バビー』
『キリエのうた』
2月25日(日)〜3月2日(土)
『私がやりました』
『NO 選挙,NO LIFE』
★2月25日(日)上映後・前田亜紀監督&畠山理仁さん(出演)の舞台挨拶を行いました!
『愛にイナズマ』
『ツィゴイネルワイゼン』
『SISU シス 不死身の男』
3月3日(日)〜9日(土)
『おしょりん』
『私がやりました』
『ほかげ』
★3月8日(金)上映後・塚本晋也監督、塚尾桜雅さん(出演・戦争孤児役)の舞台挨拶を行いました!
『陽炎座』
『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』
3月10日(日)〜16日(土)
『理想郷』
『おしょりん』
『ゴーストワールド』
『夢二』
『春の画 SHUNGA』
2月25日(日)〜3月2日(土)
12:00 -(13:59終映)
*2月27日(火)休館
監督:前田亜紀
出演:畠山理仁ほか
[23年製作/日本/1時間49分/予告10分あり]
https://nosenkyo.jp/
選挙の面白さを伝えるフリーランスライター・畠山理仁(50)。国政から地方選、海外まで、選挙取材歴は25年を超え、候補者全員を取材することを記事を書く上での信条としている。それらを書籍にまとめた「黙殺〜報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い〜」(集英社)は、第15回開高健ノンフィクション賞を受賞するなど、高い評価を受けてきた。そんな畠山の肩越しにカメラを据えると、一体どんな世界が映り込むのか。日本の民主主義の現在地と、選挙に憑りつかれたフリーランスライターの情熱と苦悩に迫る。『なぜ君は総理大臣になれないのか』(20)、『香川1区』(22)、『劇場版 センキョナンデス』(23)、『国葬の日』(23)のプロデューサー前田亜記が監督を務める。
★2月25日(日)上映後・前田亜紀監督&畠山理仁さん(出演)の舞台挨拶を行いました!!
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2月18日(日)〜24日(土)
9:30 -(12:00終映)
*2月20日(火)休館
2月25日(日)〜3月2日(土)
14:20 -(16:50終映)
*2月27日(火)休館
監督:石井裕也
出演:松岡茉優/窪田正孝/池松壮亮ほか
[23年製作/日本/2時間20分/予告10分あり]
https://ainiinazuma.jp/
松岡茉優と窪田正孝が主演を務め、「舟を編む」「茜色に焼かれる」の石井裕也監督がオリジナル脚本で描いたコメディドラマ。
26歳の折村花子は幼少時からの夢だった映画監督デビューを目前に控え、気合いに満ちていた。そんなある日、彼女は魅力的だが空気を読めない男性・舘正夫と運命的な出会いを果たす。ようやく人生が輝き始めたかに思えた矢先、花子は卑劣なプロデューサーにだまされ、全てを失ってしまう。失意の底に突き落とされた花子を励ます正夫に、彼女は泣き寝入りせずに闘うことを宣言するが…。
2月25日(日)〜3月2日(土)
17:10 -(19:44終映)
*2月27日(火)休館
監督:鈴木清順
出演:原田芳雄/大谷直子/藤田敏八ほか
[1980年製作/日本/2時間24分/予告10分あり/2K上映]
https://littlemore.co.jp/seijun4k/
鈴木清順監督が、内田百間の「サラサーテの盤」などいくつかの短編小説をもとに、夢と幻が交錯するなかで狂気にとりつかれた男女の愛を描いた幻想譚。
1980年、東京タワーの下に建造されたドーム型の移動式映画館シネマ・プラセットで上映されたことも話題に。第4回日本アカデミー賞の最優秀作品賞ほか、第31回ベルリン国際映画祭の審査員特別賞を受賞するなど国内外で高い評価を受けた一作。2012年、「浪漫3部作」と呼ばれる「陽炎座」(81)、「夢二」(91)とあわせてニュープリントでリバイバル上映。2023年、鈴木清順監督生誕100年を記念して4Kデジタル完全修復版で再びリバイバル公開。
2月25日(日)〜3月2日(土)
20:00 -(21:41終映)
*2月27日(火)休館
監督:ヤルマリ・ヘランダー
出演:ヨルマ・トンミラほか
[23年製作/フィンランド/1時間31分/予告10分あり/R15+]
https://happinet-phantom.com/sisu/
1944年、ソ連に侵攻されナチスドイツに国土を焼き尽くされたフィンランド。老兵アアタミ・コルピは掘り当てた金塊を隠し持ち、愛犬ウッコとともに凍てつく荒野を旅していた。やがて彼はブルーノ・ヘルドルフ中尉率いるナチスの戦車隊に遭遇し金塊と命を狙われるが、実はアアタミはかつて精鋭部隊の一員として名を馳せた伝説の兵士だった。アアタミは使い古したツルハシ1本と不屈の精神を武器に、次々と敵を血祭りにあげていく。
第2次世界大戦末期のフィンランドを舞台に、不死身の老兵とナチス戦車隊の死闘を描いた痛快バイオレンスアクション。
2月4日(日)〜10日(土)
12:00 -(14:34終映)
*2月6日(火)休館
2月11日(日)〜17日(土)
9:30 -(12:04終映)
*2月13日(火)休館
監督:石井裕也
出演:宮沢りえ/磯村勇斗/長井恵里ほか
[23年製作/日本/2時間24分/予告10分あり]
https://www.tsuki-cinema.com/
「舟を編む」の石井裕也監督が宮沢りえを主演に迎え、実際に起きた障がい者殺傷事件をモチーフにした辺見庸の同名小説を映画化。夫と2人で慎ましく暮らす元有名作家の堂島洋子は、森の奥深くにある重度障がい者施設で働きはじめる。そこで彼女は、作家志望の陽子や絵の好きな青年さとくんといった同僚たち、そして光の届かない部屋でベッドに横たわったまま動かない、きーちゃんと呼ばれる入所者と出会う。洋子は自分と生年月日が一緒のきーちゃんのことをどこか他人だと思えず親身に接するようになるが、その一方で他の職員による入所者へのひどい扱いや暴力を目の当たりにする。そんな理不尽な状況に憤るさとくんは、正義感や使命感を徐々に増幅させていき…。
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2月18日(日)〜24日(土)
12:20 -(14:11終映)
*2月20日(火)休館
監督:水田伸生
出演:中島健人/堤真一/池田エライザほか
[23年製作/日本/1時間41分/予告10分あり]
https://movies.shochiku.co.jp/omaenotsumi/
人気作家・真保裕一の同名小説を「アイ・アム まきもと」「謝罪の王様」の水田伸生監督が映画化し、政治家一族の孫娘誘拐事件の行方を描いた社会派サスペンス。
政治家一族である宇田家の次男・晄司は建築会社を設立したものの倒産し、政治スキャンダルの渦中にいる国会議員の父・清治郎の秘書を務めながら煮え切らない日々を過ごしていた。そんなある日、宇田家の長女・麻由美の幼い娘が誘拐されてしまう。犯人の要求は身代金ではなく、翌日の午後5時までに記者会見を開いて清治郎が犯した「罪」を告白しろというものだった…。
2月18日(日)〜24日(土)
14:30 -(15:59終映)
*2月20日(火)休館
監督:ジョージ・スコット
[23年製作/アメリカ/1時間19分/予告10分あり/字幕]
https://www.carolekingthemovie.com/
アメリカを代表するシンガーソングライターのキャロル・キングが1973年にニューヨークのセントラルパークで敢行した無料コンサートの模様を収録したライブドキュメンタリー。
同公演でキャロルは、代表作「つづれおり」やリリース間近の意欲作「ファンタジー」から名曲の数々を披露。これまで長らく未発表のままだった貴重なコンサート映像が50年の時を経てよみがえり、スクリーンに登場する。
2月18日(日)〜24日(土)
16:20 -(18:24終映)
*2月20日(火)休館
監督:ロルフ・デ・ヒーア
出演:ニコラス・ホープほか
[1993年製作/オーストラリア・イタリア/1時間54分/予告10分あり/字幕/R18+]
https://badboy-bubby2023.com/
母親の異常な愛情により、暗く汚い部屋の中に35年間も閉じ込められて生きてきたバビー。外に出れば汚染された空気の毒で命を落とすと教えられ、母親の指示に従うだけの日々を送っていた。そんなある日、父親を名乗る男が突然帰って来たことをきっかけに、バビーの人生は大きく動き出す。
社会から隔絶されて育った男が多くの人々との出会いや音楽に導かれて自分自身を発見していく姿を描き、1993年・第50回ベネチア国際映画祭で審査員特別賞を受賞した作品。日本では「アブノーマル」というタイトルでVHSが発売されたのみだったが、2023年10月に劇場初公開。
2月11日(日)〜17日(土)
12:20 -(15:28終映)
*2月13日(火)休館
2月18日(日)〜24日(土)
18:40 -(21:48終映)
*2月20日(火)休館
監督:岩井俊二
出演:アイナ・ジ・エンド/松村北斗/広瀬すずほか
[23年製作/日本/2時間58分/予告10分あり]
https://kyrie-movie.com/
石巻、大阪、帯広、東京を舞台に、歌うことでしか“声”を出せない住所不定の路上ミュージシャン・キリエ、行方のわからなくなった婚約者を捜す青年・夏彦、傷ついた人々に寄り添う小学校教師・フミ、過去と名前を捨ててキリエのマネージャーとなる謎めいた女性・イッコら、降りかかる苦難に翻弄されながら出逢いと別れを繰り返す男女4人の13年間にわたる愛の物語を、切なくもドラマティックに描き出す。監督は「スワロウテイル」「リリイ・シュシュのすべて」などの岩井俊二。
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2月11日(日)〜17日(土)
15:40 -(17:21終映)
*2月13日(火)休館
監督:ウォルター・ヒル
出演:ライアン・オニール/ブルース・ダーンほか
[1978年製作/アメリカ/1時間31分/予告10分あり/字幕]
「48時間」「ストリート・オブ・ファイヤー」で知られるウォルター・ヒル監督が1978年に手がけたハードボイルド・クライムサスペンス。犯罪者を車に乗せて逃亡させる逃走専門のドライバーと、それを追う刑事、そしてそこに絡む謎の美女が、夜のロサンゼルスを舞台にカーチェイスを繰り広げる。
ドライバーをライアン・オニール、ディテクティブをブルース・ダーン、プレイヤーをイザベル・アジャーニがそれぞれ演じた。2023年10月、製作45周年を記念して4Kレストア版でリバイバル公開。
2月11日(日)〜17日(土)
17:40 -(19:29終映)
*2月13日(火)休館
監督:ロン・チャップマン
[22年製作/カナダ・フランス/1時間39分/予告10分あり/字幕]
https://revival69-movie.com/
新旧ロックレジェンドが集結した1969年開催の音楽フェスティバル「トロント・ロックンロール・リバイバル」の真実に迫ったドキュメンタリー。
1969年9月13日、カナダの都市トロントにて、チャック・ベリー、リトル・リチャード、ジーン・ビンセントらロックの創始者たちを集めた音楽フェスティバル「トロント・ロックンロール・リバイバル」が開催された。紆余曲折の末、フェスティバル当日にはジョン・レノン、シカゴ、ドアーズら当時の人気アーティストや無名時代のアリス・クーパーも出演。
映画では関係者たちの証言によって舞台裏が明かされるとともに、未公開のバックステージ風景やコンサート映像を散りばめながら、ロック史を転換させた歴史的瞬間を映し出す。
2月11日(日)〜17日(土)
19:50 -(21:49終映)
*2月13日(火)休館
監督:エミール・クストリッツァ
出演:スラブコ・スティマチ/スロボダン・アリグリディチほか
[1981年製作/ユーゴスラビア/1時間49分/予告10分あり/字幕]
https://kusturicafilmfes.jp/
「アンダーグラウンド」などで知られる旧ユーゴスラビア出身の鬼才エミール・クストリッツァが1981年に発表し、同年のベネチア国際映画祭で新人監督賞を受賞した長編デビュー作。サラエボに住む少年が大人へと変わっていく時間を、みずみずしい感性と猥雑なまでのエネルギーで描いた青春ストーリー。
ユーゴスラビアの内戦による長い混乱状況により著作権が棚上げ状態になったことなどから、日本では長らく幻の作品とされていたが、2023年、製作から約40年の時を経て劇場初公開が実現。
1月28日(日)〜2月3日(土)
14:30 -(16:41終映)
*1月30日(火)休館
2月4日(日)〜10日(土)
9:30 -(11:41終映)
*2月6日(火)休館
監督:ジャン=ポール・サロメ
出演:イザベル・ユペール/グレゴリー・ガドゥボワほか
[22年製作/フランス・ドイツ/2時間1分/予告10分あり/字幕]
http://mk.onlyhearts.co.jp/
イザベル・ユペールが主演を務め、フランスの原子力会社の労働組合代表が国家的スキャンダルに巻き込まれていく姿を、実話を基に描いた社会派サスペンス。世界最大の原子力企業アレバ社のフランス民主労働組合代表を務めるモーリーン・カーニーは、中国とのハイリスクな極秘取引を知り、会社の未来と従業員の雇用を守るため内部告発をする。やがてモーリーンは自宅で襲われるが、権力側は彼女の自作自演だと自白を強要。モーリーンは屈することなく、政府の閣僚や企業のトップを相手に捨て身の覚悟で立ち向かっていく。
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2月4日(日)〜10日(土)
16:50 -(19:07終映)
*2月6日(火)休館
監督:クリスティアン・ムンジウ
出演:マリン・グリゴーレ/ユディット・スターテほか
[22年製作/ルーマニア・フランス・ベルギー/2時間07分/予告10分あり/字幕]
https://www.tsuki-cinema.com/
「4ヶ月、3週と2日」などで世界的に高く評価されるルーマニアの名匠クリスティアン・ムンジウが、トランシルバニア地方の小さな村で起こった些細な対立が深刻な紛争へと発展していく様子を通し、多くの火種を抱えた現代ヨーロッパの危うい状況をあぶり出した社会派サスペンス。
出稼ぎ先のドイツで暴力事件を起こし、トランシルバニアの村に帰って来たマティアス。しかし妻との関係は冷えきっており、森で起きた事件をきっかけに口がきけなくなった息子や衰弱した父との関係も上手くいかない。元恋人シーラに心の安らぎを求めるマティアスだったが…。
2月4日(日)〜10日(土)
14:50 -(16:39終映)
*2月6日(火)休館
監督:前田弘二
出演:倉悠貴/芋生悠/成田凌ほか
[23年製作/日本/1時間39分/予告10分あり]
https://www.tsuki-cinema.com/
「まともじゃないのは君も一緒」の監督・前田弘二と脚本・高田亮が、世間になじめない変わりもの同士の男女が織りなす恋を描いたラブストーリー。
いつも雑誌の切り抜きをポケットに詰め込んで妄想を膨らませている植木屋の青年トワは、コンビニで働く園子に恋をする。どうにかして彼女と話したいトワは、木の葉をコンビニの前から自分のいる場所まで並べて彼女を誘い出すことに。園子もまた、廃工場に暮らして奇妙な彫刻をたくさん作っている風変わりな人間だった。言葉を交わすようになった2人は、周囲の人々には理解できない独特の会話で2人だけの世界を築いていく…。
2月4日(日)〜10日(土)
19:20 -(22:21終映)
*2月6日(火)休館
監督:エミール・クストリッツァ
出演:ミキ・マノイロビッチ/ラザル・リストフスキーほか
[1995年製作/フランス・ドイツ・ハンガリー/2時間51分/予告10分あり/字幕]
https://kusturicafilmfes.jp/
1995年・第48回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞したエミール・クストリッツァの代表作。
1941年、ナチスドイツがユーゴスラビアに侵攻。ベオグラードに住む武器商人のマルコは祖父の屋敷の地下に避難民たちを匿い、そこで武器を作らせて生活する。やがて戦争は終結するがマルコは避難民たちにそのことを知らせず、人々の地下生活は50年もの間続いていく。1996年日本初公開。2023年にデジタルリマスター版でリバイバル公開。
1月21日(日)〜27日(土)
17:50 -(19:33終映)
*1月23日(火)休館
1月28日(日)〜2月3日(土)
9:30 -(11:13終映)
*1月30日(火)休館
監督:リントゥ・トーマス スシュミト・ゴーシュ
[21年製作/インド/1時間33分/予告10分あり/字幕]
https://writingwithfire.jp/
インドで被差別カーストの女性たちが立ちあげた新聞社「カバル・ラハリヤ」を追ったドキュメンタリー。
インド北部のウッタル・プラデーシュ州で、カースト外の「不可触民」として差別を受けるダリトの女性たちによって設立された新聞社カバル・ラハリヤ(「ニュースの波」の意)は、紙媒体からSNSやYouTubeでの発信を中心とするデジタルメディアとして新たな挑戦を開始する。ペンをスマートフォンに持ちかえた女性記者たちは、貧困や階層、ジェンダーという多重の差別や偏見にさらされ、夫や家族からの抵抗に遭いながらも、粘り強く取材して独自のニュースを伝え続ける。彼女たちが起こした波は、やがて大きなうねりとなって広がっていく。
1月21日(日)〜27日(土)
9:30 -(11:48終映)
*1月23日(火)休館
1月28日(日)〜2月3日(土)
11:50 -(14:08終映)
*1月30日(火)休館
監督:松山博昭
出演:菅田将暉/松下洸平ほか
[23年製作/日本/2時間8分/予告10分あり]
https://www.bitters.co.jp/edwardyang2023/
田村由美の人気漫画を菅田将暉主演で実写化した連続テレビドラマ「ミステリと言う勿れ」の劇場版。原作で人気のエピソード「広島編」をもとに、広島の名家・狩集家をめぐる遺産相続事件の顛末を描く。
汐路を原菜乃華、彼女と遺産相続を争う狩集理紀之助を町田啓太、波々壁新音を萩原利久、赤峰ゆらを柴咲コウ、狩集家の顧問弁護士の孫・車坂朝晴を松下洸平が演じる。「信長協奏曲」の松山博昭が監督を務め、「本能寺ホテル」の相沢友子が脚本を担当。
1月28日(日)〜2月3日(土)
17:00 -(18:58終映)
*1月30日(火)休館
監督:和田圭介/三原光尋
[23年製作/日本/1時間48分/予告10分あり]
https://gaga.ne.jp/inoki-movie/
プロレスラー、実業家、政治家として伝説的なエピソードを持ち、2022年10月に79歳でこの世を去ったアントニオ猪木のドキュメンタリー。「馬鹿になれ!」「元気ですか!?」など、誰もが一度は耳にしたことのある数々の「言葉」を残してきた猪木。その「言葉」を切り口に、アントニオ猪木という人物の真の姿に迫っていく。
ドキュメンタリーパートにはお笑い芸人の有田哲平、プロレスラーのオカダ・カズチカ、俳優の安田顕ら多彩な顔ぶれが出演。短編ドラマパートではプロレスラーの田口隆祐と後藤洋央紀が出演する。ナレーションと主題歌を福山雅治が担当。
1月21日(日)〜27日(土)
15:20 -(17:24終映)
*1月23日(火)休館
監督:塩田明彦
出演:内野聖陽/北香那/柄本佑ほか
[23年製作/日本/2時間23分/予告10分あり/R15+]
https://happinet-phantom.com/shunga-movie/
肉筆や木版画で人間の性的な交わりを描いた「春画」の研究者である「春画先生」こと芳賀一郎は、妻に先立たれて以来、世捨て人のように研究に没頭する日々を過ごしていた。そんな芳賀から春画鑑賞を学ぶ春野弓子は、春画の奥深い魅力にのめり込んでいくと同時に…。江戸文化の裏の華である「春画」に魅せられた型破りな師弟コンビが織りなす春画愛を描いたコメディドラマ。
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1月21日(日)〜27日(土)
12:30 -(15:03終映)
*1月23日(火)休館
1月28日(日)〜2月3日(土)
19:20 -(21:53終映)
*1月30日(火)休館
監督:今泉力哉
出演:真木よう子/井浦新/永山瑛太ほか
[23年製作/日本/2時間23分/予告10分あり]
https://undercurrent-movie.com/
かなえは家業の銭湯を継ぎ、夫・悟とともに幸せな日々を送っていた。ところがある日、悟が突然失踪してしまう。かなえは途方に暮れながらも、一時休業していた銭湯の営業をどうにか再開させる。数日後、堀と名乗る謎の男が銭湯組合の紹介を通じて現れ…。
「愛がなんだ」「街の上で」の今泉力哉監督が真木よう子と初タッグを組み、フランスを中心に海外でも人気を誇る豊田徹也の長編コミック「アンダーカレント」を実写映画化したヒューマンドラマ。
1月21日(日)〜27日(土)
20:00 -(21:47終映)
*1月23日(火)休館
監督:クリストファー・ボルグリ
出演:クリスティン・クヤトゥ・ソープ/エイリック・セザーほか
[22年製作/ノルウェー・スウェーデン・デンマーク・フランス/1時間37分/予告10分あり/字幕]
https://writingwithfire.jp/
強烈な承認欲求に取りつかれた女性の破滅的な自己愛をシニカルかつコミカルに描いた北欧発の寓話的ホラー。
ノルウェーの首都オスロ。人生に行き詰まっている女性シグネは、長年にわたり競争関係にあった恋人トマスがアーティストとして脚光を浴びたことで激しい嫉妬心と焦燥感にさいなまれる。シグネは自身が注目されるための「自分らしさ」を手に入れるため、ある違法薬物に手を出してしまう。薬の副作用で入院することになり恋人からの関心は得たものの、シグネの欲望はさらにエスカレートしていき…。
1月14日(日)〜20日(土)
10:00 -(11:38終映)
*1月16日(火)休館
監督:大島新
[23年製作/日本/1時間28分/予告10分あり]
https://kokusou.jp/
「なぜ君は総理大臣になれないのか」「香川1区」などの大島新監督が、安倍晋三元首相の国葬当日の人々の姿を記録したドキュメンタリー。世論調査では国葬に反対する声が増えていく中、2022年9月27日に東京・日本武道館で執り行われた安倍晋三元首相の国葬。その当日に東京・下関・京都・福島・沖縄・札幌・奈良・広島・静岡・長崎の10都市で取材を敢行し、国葬や安倍元首相という人物について、人々のリアルな思いを映し出す。
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1月14日(日)〜20日(土)
12:30 -(14:12終映)
*1月16日(火)休館
監督:ガリー・キーン/アンドリュー・マコーネル
[19年製作/アイルランド・カナダ・ドイツ/1時間32分/予告10分あり/字幕]
https://unitedpeople.jp/gaza/
パレスチナ、ガザ地区の知られざる日常を捉えたドキュメンタリー。一般的に戦争のイメージが強いガザ地区だが、穏やかな地中海に面する同地区の気候は温暖で、花やイチゴの名産地でもある。美しいビーチには老若男女が訪れ、若者たちはサーフィンに興じる。その一方で、東京23区の6割ほどの広さしかない場所に約200万人のパレスチナ人が暮らしており、その多くが貧困にあえいでいる。イスラエルはガザ地区を壁で囲むだけではなく、2007年以降は物資や人の移動も制限しており、同地区は「天井のない監獄」とも呼ばれる…。
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1月14日(日)〜20日(土)
14:30 -(16:28終映)
*1月16日(火)休館
監督:スティーブン・フリアーズ
出演:サリー・ホーキンスほか
[22年製作/イギリス/1時間48分/予告10分あり/字幕]
https://culture-pub.jp/lostking/
名匠スティーブン・フリアーズが「シェイプ・オブ・ウォーター」のサリー・ホーキンスを主演に迎え、500年にわたり行方不明だった英国王リチャード3世の遺骨発見の立役者となった女性の実話をもとに撮りあげたヒューマンドラマ。
フィリッパ・ラングレーは職場で上司から理不尽な評価を受けるが、別居中の夫から生活費のため仕事を続けるように言われてしまう。そんなある日、息子の付き添いでシェイクスピア劇「リチャード三世」を鑑賞した彼女は、悪名高きリチャード3世も実際は自分と同じように不当に扱われてきたのではないかと疑問を抱き、歴史研究にのめり込むように…。
1月14日(日)〜20日(土)
16:50 -(18:55終映)
*1月16日(火)休館
監督:相米慎二
出演:工藤夕貴/尾美としのり/三浦友和ほか
[1985年製作/日本/1時間55分/予告10分あり]
https://apeople.world/taifuclub/
台風の接近をきっかけに、やり場のない感情をたかぶらせていく中学生たちの姿をっみずみずしく描いた青春ドラマ。1985年・第1回東京国際映画祭のヤングシネマ部門でグランプリを獲得し、相米慎二監督の代表作となった。
生徒役で工藤夕貴、大西結花らが出演したほか、担任教師・梅宮を三浦友和が演じた。2023年レストア版を劇場公開。
1月14日(日)〜20日(土)
19:20 -(21:39終映)
*1月16日(火)休館
監督:エドワード・ヤン
出演:チェン・シャンチー/ニー・シューチュンほか
[1994年製作/台湾/2時間9分/予告10分あり/字幕]
https://www.bitters.co.jp/edwardyang2023/
「クー嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」「ヤンヤン 夏の想い出」などで知られる台湾の名匠エドワード・ヤンが1994年に手がけた青春群像劇。
急速な西洋化と経済発展が進む1990年代前半の台北。企業を経営するモーリーは、自分の会社の経営状況も、婚約者アキンとの仲も上手くいかずにいる。モーリーの会社で働く親友チチは、モーリーの仕事ぶりに振り回され、恋人ミンとはケンカが絶えない。そんなモーリーとチチの2人を中心に、同級生・恋人・同僚など10人の男女が2日半という時間の中で織りなす人間模様を描き、心に空虚感を抱える彼らが自らの求めるものを見いだしていく姿を映し出す。2023年にリバイバル公開。
1月4日(木)〜13日(土)
10:00 -(12:00終映)
*1月9日(火)休館
監督:山田洋次
出演:吉永小百合/大泉洋/永野芽郁/田中泯ほか
[23年製作/日本/1時間50分/予告10分あり]
https://movies.shochiku.co.jp/konnichiha-kasan/
山田洋次監督が吉永小百合を主演に迎え、現代の東京・下町に生きる家族が織りなす人間模様を描いた人情ドラマ。同じく山田監督と吉永主演の「母べえ」「母と暮らせば」に続く「母」3部作の3作目にあたり、劇作家・永井愛の戯曲「こんにちは、母さん」を映画化した。
大会社の人事部長である神崎昭夫は、職場では常に神経をすり減らし、家では妻との離婚問題や大学生の娘との関係に頭を抱える日々を送っていた。そんなある日、母・福江が暮らす下町の実家を久々に訪れた彼は、母の様子が変化していることに気づく…。
1月4日(木)〜13日(土)
15:40 -(17:48終映)
*1月9日(火)休館
監督:鶴岡慧子
出演:堀田真由/坂東龍汰/小林薫ほか
[23年製作/日本/1時間58分/予告10分あり]
https://happinet-phantom.com/bakanuri-movie/
青森の伝統工芸・津軽塗を題材に、不器用な女性が津軽塗職人の父との暮らしの中で自身の進む道を見いだしていく姿を、堀田真由主演で描いた人間ドラマ。
青森県弘前市。青木美也子は高校卒業後もやりたいことが見つからず、家計を助けるためスーパーで働いている。何をやってもうまくいかず自分に自信を持てない彼女だったが、津軽塗職人である父の手伝いだけは夢中になれた。しかし父は業界の斜陽とともに気力を失い、いつしか家族もバラバラになっていた。貧しい暮らしと父の身勝手さに愛想を尽かして出ていった母と、家を継がず美容師になった兄。そんな家族の中で、津軽塗の道に進みたいと言い出せない美也子だったが…。
1月4日(木)〜13日(土)
13:00 -(15:23終映)
*1月9日(火)休館
監督:瀬々敬久
出演:佐藤浩市/横浜流星/橋本環奈ほか
[23年製作/日本/2時間13分/予告10分あり]
https://gaga.ne.jp/harunichiru/
沢木耕太郎の同名小説を佐藤浩市と横浜流星のダブル主演で映画化し、ボクシングに命をかける男たちの生き様を描いた人間ドラマ。
不公平な判定で負けたことをきっかけに渡米し40年ぶりに帰国した元ボクサーの広岡仁一と、同じく不公平な判定負けで心が折れていたボクサーの黒木翔吾。飲み屋で出会って路上で拳を交わしあい、仁一に人生初のダウンを奪われた翔吾は、彼にボクシングを教えてほしいと懇願する。最初は断る仁一だったが…。
1月4日(木)〜13日(土)
20:00 -(21:39終映)
*1月9日(火)休館
監督:ジャック・スターレット
出演:ピーター・フォンダ/ウォーレン・オーツほか
[1975年製作/アメリカ/1時間29分/予告10分あり]
https://akumarace2023.com/
「イージー★ライダー」のピーター・フォンダと「ワイルドバンチ」のウォーレン・ウォーツが、「さすらいのカウボーイ」に続いて共演したアクションホラー。米テキサス州の荒野を舞台に、カルト集団の怪しげな儀式を目撃してしまったことから追われるはめになった2組の夫婦が、キャンピングカーでノンストップの逃走劇を繰り広げる。
バカンスのためコロラド州のスキーリゾートに向けてキャンピングカーで出発した2組の夫婦。初日の夜、誰もいない河原で一夜を明かすことになったが、川の向こう岸に突然炎が燃え上がる。望遠鏡で対岸を確認すると、異様な覆面姿の面々が怪しい呪文を唱え、さらには裸の女性の胸にナイフを突き刺した。一行は急いでキャンピングカーを発進させてその場を離れるが、そこからカルト集団の執拗な追跡を受けることになる…。
1月4日(木)〜13日(土)
18:10 -(19:41終映)
*1月9日(火)休館
監督:井上実
出演:渡邉登/とちぎあきら/小林薫ほか
[23年製作/日本/1時間21分/予告10分あり]
https://kirokueiga-hozon.jp/movie/camera/
関東大震災直後の東京を記録した映像と、それを撮影した男たちのドキュメンタリー。
1923年9月1日、関東大震災が起こった。激震によって建物は次々と倒壊、火災により街は焦土と化し、10万人を超える死者を出した。後世、この大災害を記録した当時のフィルムが全国各地で見つかっているが、混乱を極めた東京を、誰が撮影したのか。その謎をたどった本作では、岩岡商会の岩岡巽、日活向島撮影所の高坂利光、東京シネマ商会の白井茂という3人のカメラマンの存在にたどりつく。彼らは誰に命令されたわけでもなく、夢中でカメラをまわした。それは、後の世に災害の記録を残さねばという使命感による行動だったが、非常時にカメラを回す彼らは時に避難者から罵倒を浴び、暴力にもあった…。
12月3日(日)〜9日(土)
9:30 -(11:57終映)
*12月5日(火)休館
★12月3日(日)上映後・井上淳一さん(本作脚本・プロデューサー)舞台挨拶を開催しました!
12月10日(日)〜16日(土)
14:40 -(17:07終映)
*12月12日(火)休館
12月17日(日)〜23日(土)
9:30 -(11:57終映)
*12月19日(火)休館
監督:森達也
出演:井浦新/田中麗奈/ほか
[23年製作/日本/2時間17分/予告10分あり]
https://www.fukudamura1923.jp/
「A」「A2」「i 新聞記者ドキュメント」など、数々の社会派ドキュメンタリー作品を手がけてきた森達也が自身初の劇映画作品として、関東大震災直後の混乱の中で実際に起こった虐殺事件・福田村事件を題材にメガホンを取ったドラマ。
1923年、澤田智一は教師をしていた日本統治下の京城(現・ソウル)を離れ、妻の静子とともに故郷の千葉県福田村に帰ってくる。澤田は日本軍が朝鮮で犯した虐殺事件の目撃者であったが、静子にもその事実を隠していた。その年の9月1日、関東地方を大地震が襲う。多くの人びとが大混乱となり、流言飛語が飛び交う9月6日、香川から関東へやってきた沼部新助率いる行商団15名は次の地に向かうために利根川の渡し場に向かう。沼部と渡し守の小さな口論に端を発した行き違いにより、興奮した村民の集団心理に火がつき、後に歴史に葬られる大虐殺が起こってしまう。
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「福田村事件」舞台挨拶を開催しました!
■日:12月3日(日)
時:9:30の回上映後
登壇者:井上淳一さん(本作脚本・プロデューサー)・岩崎聡子さん(出演)
【井上淳一プロフィール】
脚本家・映画監督。脚本・プロデュース作『福田村事件』が公開中。監督作『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』が来春公開。脚本作『アジアの純真』『止められるか、俺たちを』『REVOLUTION+1』等。監督作『戦争と一人の女』『大地を受け継ぐ』『誰がために憲法はある』等。著書「映画評論家への逆襲」
沢山のお客様のご来館誠に有り難うございました。
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12月17日(日)〜23日(土)
17:50 -(19:15映)
*12月19日(火)休館
★12月23日(土)上映後・豊田ルナさん(本作出演・深谷市出身!)瑚々さんによる舞台挨拶を開催しました!
監督:大野大輔
出演:瑚々/咲田ゆな/豊田ルナほか
[23年製作/日本/1時間15分/予告10分あり]
https://gb-erymanthins.com/
「ミスマガジン2022」受賞者の6人が主演を務めたオリジナル作品で、解散寸前のやさぐれたチアリーダーチームと問題ありのマネージャーが巻き起こす騒動を描いた異色の青春映画。
もともとは甲府の社会人野球チーム「エリュマントス」のチアリーダーだったココ、ユナ、ミズキ、リナ、スズ、サラの6人は、マネージャーの穴倉に連れられて地方の催事場などでのイベントに出演し、ドサまわりを続けている。最底辺の地下アイドルのような活動をさせれられているメンバーたちと穴倉とのケンカは絶えず、両者の溝は深まるばかり。そんなある日…。
深谷市出身の豊田ルナが出演。
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「さよならエリュマントス」舞台挨拶を開催しました!
■日:12月23日(土)
時:17:50の回上映後
登壇者:豊田ルナさん(本作出演・深谷市出身!)、瑚々さん(出演)
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12月17日(日)〜23日(土)
19:50 -(21:40終映)
*12月19日(火)休館
監督:トニー・ガトリフ
出演:ロマン・デュリス/ローナ・ハートナーほか
[1997年製作/フランス・ルーマニア/1時間15分/予告10分あり]
https://tonygatlifilm2023.jp/
アルジェリア出身のトニー・ガトリフ監督が自らのルーツであるロマを題材にフランス人青年とロマの人々の交流を描き、ロカルノ国際映画祭銀豹賞を受賞するなど国際的に高く評価された人間ドラマ。
フランス人のステファンは、亡き父が遺したカセットテープに収録されていた幻の歌姫を探してロマの村にたどり着く。村人たちはよそ者のステファンに冷たい態度をとるが、老楽士イジドールは彼を気に入り自分の家に迎え入れる。村で過ごすうちに徐々に仲間として受け入れられ、情熱的な女性サビーナと惹かれあうステファンだったが…。
12月17日(日)〜23日(土)
12:40 -(14:35映)
*12月19日(火)休館
監督:ジェイク・パルトロウ
出演:ノアム・オバディア/ツァヒ・グラッドほか
[22年製作/イスラエル・アメリカ/1時間45分/予告10分あり/字幕]
https://rokugatsuzeronichi.com/
ナチス戦犯アドルフ・アイヒマンの処刑の舞台裏を史実を基に描いたヒューマンドラマ。
ナチス親衛隊中佐としてユダヤ人大量虐殺に関与したアドルフ・アイヒマンは捕らえられ、1961年12月に有罪判決を受ける。処刑はイスラエルの「死刑を行使する唯一の時間」の定めに基づき、62年5月31日から6月1日の真夜中に執行されることとなった。宗教的・文化的に火葬の風習がないイスラエルでは、アイヒマンの遺体を焼却するため秘密裏に焼却炉の建設が進められた…。ホロコーストの生存者である警察官らの姿を通し、アイヒマン最期の舞台裏を描き出す。
12月10日(日)〜16日(土)
9:30 -(12:00終映)
*12月12日(火)休館
★12/10日(日)上映後・大林千茱萸さんによる舞台挨拶を開催しました!
監督:大林宣彦
出演:石田ひかり/中嶋朋子ほか
[1991年製作/日本/2時間30分/予告なし]
大林監督が赤川の同名小説を、自身の故郷・尾道を舞台に翻案して映画化した青春ファンタジー。「あした」「あの、夏の日 〜とんでろ、じいちゃん〜」へと続く“新・尾道三部作”の第1作となった。優秀だった姉の陰に隠れていた妹が、幽霊となった姉に助けられながらも単身、困難に立ち向かっていく姿が約2時間半という長尺で丹念に綴られた。ヒロインを演じた石田、姉役の中嶋の熱演が光るほか、娘の死や夫の浮気という現実を受け入れられない母親役をベテランの富司純子が好演した。久石譲による音楽も切ない。
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「ふたり」舞台挨拶を開催しました!
「ありがとう大林宣彦名誉館長」と題しまして「ふたり」「マヌケ先生」の上映を行います。
12/10には大林監督の子女・大林千茱萸さんに「父・大林宣彦監督のこと」をテーマにお話をして頂きます、是非ご参加下さい!
■日:12月10日(日)
時:9:30の回上映後
登壇者:大林千茱萸さん(大林宣彦監督の子女)
沢山のお客様のご来館本当に有り難うございました。
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12月10日(日)〜16日(土)
12:50 -(14:19終映)
*12月12日(火)休館
総監督・原作:大林宣彦
監督:内藤忠司
出演:三浦友和/谷啓/南野陽子ほか
[1998年製作/日本/1時間29分/予告なし]
大林宣彦監督が幼き日に手拵えした幻の8mmアニメ映画「マヌケ先生」と自身の少年時代のエピソードを散りばめた自伝的ストーリー。有名な映画監督となった主人公・馬場鞠男がふと帰郷した古里尾道で不思議な紳士と出会い、少年時代に見た戦時、戦後の尾道での想い出を蘇らせていく。大林宣彦にとって戦争とは…。
★12/15(金)上映後・厚木拓郎(主演)、内藤忠司(監督)、今関あきよし(撮影)による舞台挨拶を開催しました!
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12月10日(日)〜16日(土)
17:30 -(19:58終映)
*12月12日(火)休館
12月17日(日)〜23日(土)
15:00 -(17:28終映)
*12月19日(火)休館
監督:チョン・ジュリ
出演:ペ・ドゥナ/キム・シウンほか
[22年製作/韓国/2時間18分/予告10分あり/字幕]
「私の少女」のチョン・ジュリ監督とペ・ドゥナが再タッグを組み、2017年に韓国で起こった実在の事件をモチーフに、ごく普通の少女が過酷な労働環境に疲れ果て自死へと追い込まれていく姿をリアルに描いた社会派ドラマ。
高校生のソヒは、担任教師から大手通信会社の下請けであるコールセンターを紹介され、実習生として働き始める。しかし会社は従業員同士の競争を煽り、契約書で保証されているはずの成果給も支払おうとしない。そんなある日、ソヒは指導役の若い男性が自死したことにショックを受け、神経をすり減らしていく。やがて…。